はじめに
これは2025年5月11日(日)**文学フリマ東京40【く-23~24】にて発行する総勢十六人によるアンソロジー『おとなの自由研究① 万博』**の特設サイトです。
鹿島 茂『パリ万国博覧会 サン゠シモンの鉄の夢』(講談社、二〇二二。以下鹿島本)で読書会をしたメンバーに「万博に関係しそうなことを何でも書いてください」という曖昧なお願いをしたら、総勢十六名によるアンソロジーになってしまいました。
小説、評論、コラムにエッセイ、日記、はたまた翻訳(?)や資料紹介(?)まで、万博に広く関係する文章を十六本収録。科学、文化、牛、太陽の塔、ゾウ、謎の坂、パイナップル、バレエ……等々、とてもひとつの本から出発したとは思えぬ多様な内容、どなたさまにもお楽しみいただけること請け合いです。
「ウソのような本当」と「本当のようなウソ」に溢れたアンソロジー、どうぞお楽しみいただけますと幸いです。
冒頭ためしよみ
(備考:▶を押すと展開します!)
【小説】巨大健造「持続可能な絶滅目標 Sustinable Destruction Goals: SDGs」
【評論】小早川優子「ヴェネツィア・ビエンナーレから考える国別パビリオン」
【小説】淡中 圏「世界の温室化について」
【コラム】橋本輝幸「シリーズ豆知識」
【評論】xcloche「逆照射の時代:太陽の塔がいっぱい」
【評伝】作者不明/訳:熊代淡治(編:千葉 集)「聖ジャンボ伝」
【日記】野咲タラ「近代発ツ岩手ゆき旅行記」
【資料紹介】春眠 蛙「幻の映画『第四の顔』関連資料群」
【評論】昏月鯉影「ヴォーカンソンの後継者たち――パリ万博カタログから見る自動人形の黄金時代」
【エッセイ】稲田一声「あの滑り落ちそうな坂っていったい何だったの2005」
【コラム】平井尚生「三つの名前と三つの万博――World’s Fair, Exhibition, Exposition」
【翻訳】著:ジョナサン・プリックル/訳:ふじみみのり「紳士淑女のためのアナナスの観察、あるいはパイナップル時代の到来について」
【コラム】新井ちひろ「バレエと万博」
【小説】暴力と破滅の運び手「木星になった男」
【小説】紙月真魚「埋もれた殺意と、うす暗い順路について」
【小説】坂永雄一「邪竜と鉄の夢」
詳細
書籍版
- 仕様:A5判、300ページ、💗ハートホロPP💗
- 頒布価格:
- 2,200円**(💸会場特別価格:2,000円)**
_(A5)%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC_(1).png)
電子版
イベント出展情報
文学フリマ東京40 【く-23~24】V&R BOOKS
通販
自家通販
- 予約受付中です(五月下旬~末ごろから発送できればと思っております)。
おとなの自由研究① 万博
委託販売
その他